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大笑い

  • 執筆者の写真: Hiromi
    Hiromi
  • 1 日前
  • 読了時間: 4分

今日は【大笑い】をActionに♪

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「笑顔」を作るだけでもストレス軽減効果があるというエビデンスもありますが、【大笑い】の方が、エンドルフィンやドーパミンが増加し、強い多幸感、ストレス解消につながるようです♪


最近、お腹を抱えるくらい、涙が出てしまうくらい、笑ったことはありますか?


笑うとなぜいいのか、心理的、健康的な側面で改めて調べたのですが、「あ、もうこれは大笑いの習慣、良すぎる」と納得しました。下部に載せますね。


ほかにも、生物学的に人間の笑いの特徴として、

・「言語」を脳で認知して笑いが生まれる

・「文化」的な学習から生まれている

など興味深い点もありました★


運動学的な視点でいうと、「大笑い」は、腹筋・横隔膜・呼吸筋が一気に力が入り、収縮&弛緩の反復で血流促進にもいいですね✨ 力みやすい人にとっても、緊張と解放を一気に行えるのでとてもいいと思います。


今日は「大笑い」を意識して、「心(脳)」を喜ばせましょう♪


●お腹を抱えるくらい笑う例

・好きなお笑い鑑賞(映画・動画コンテンツ・舞台など)

・友人との会話

・子どもやペットとのふれあい

・くすぐり(信頼関係がある場合のみ. 嫌がるサインで即中止)


●なぜ「笑う」ことが良い?


①ストレスホルモン(コルチゾール)の低下

米カンザス大学の実験→笑顔を作るだけでも心拍数が下がり、ストレス後のコルチゾール分泌が減少.

「作り笑い」でも副交感神経が優位になり、リラックス効果が得られるという報告もあり.


②快感ホルモン(エンドルフィン)とドーパミンの分泌

英オックスフォード大学の研究では、コメディを見て大笑いした参加者はエンドルフィンが増加し、痛み耐性が上昇.

エンドルフィンやドーパミンは「幸福感」「多幸感」を生み、抑うつ感を和らげる働きがあります。


③社会的つながりの強化

同じ場で一緒に笑うと、オキシトシン(絆ホルモン)の分泌が促進され、親近感や信頼感が高まると複数の研究報告あり.

社会的サポートはうつ病や不安症状の予防要因としても知られています。


④認知機能の柔軟性アップ

笑うことで前頭前野が活性化し、創造性やポジティブ思考が高まる傾向がある.

落ち込んだときでも「笑い」があると問題解決への視点が広がりやすくなります。


⑤免疫機能の向上

大笑いによってナチュラルキラー細胞(NK細胞)が活性化し、ウイルスやがん細胞への防御力が高まることが報告されています。

(吉本興業の落語公演を見た後、NK細胞活性が上昇(Yim et al., 2003, Alternative Therapies in Health and Medicine)

免疫グロブリンA(IgA)の分泌も増え、粘膜防御が強化される可能性があります。


⑥血管機能の改善・血圧安定

笑いで一時的に血管内皮の拡張が起こり、血流改善の報告あり.

定期的に笑う人は血圧が安定しやすく、心血管疾患リスク低下の関連も報告されています。


⑦呼吸・心肺機能の強化

大笑いは腹筋と横隔膜を大きく動かすため、深呼吸に似た効果で肺換気量が増加。

これにより血中酸素濃度が一時的に上がり、疲労回復や脳活性にもつながります。


⑧血糖コントロールの改善

2型糖尿病患者を対象とした研究で、食後に漫才を観て笑ったグループは血糖値上昇が有意に抑えられた報告あり.


⑨鎮痛効果(痛みの軽減)

大笑いすると脳内でエンドルフィンが分泌され、痛みの知覚が下がる報告あり.

関節リウマチ患者の疼痛軽減や、がん患者の緩和ケアでも笑い療法が活用されています。


⑩睡眠の質向上

笑いによるストレスホルモン低下と副交感神経優位は、入眠のしやすさや深い睡眠をサポートする可能性が示されています。



●本日おすすめのエクササイズ

4分あったら..

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