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右脳・左脳

  • 執筆者の写真: Hiromi
    Hiromi
  • 2 日前
  • 読了時間: 6分

さぁ今日は【右脳・左脳】を意識して、最近使っていない脳Actionをトライ😉✨

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●右脳と左脳とは?

脳は左右で認知、処理するものを分担することでさまざまな働きを効率よく行えています。

・右脳=直感・感覚・空間認識

・左脳=言語・論理・分析

※おおまかには上記が典型例ですが、少数例では逆のこともあります。

※脳科学的には左右の脳で完全に役割が分かれているわけではなく、常に連携して働いています。


どちらもバランスよく使うことが大切なので、今日のActionでは「最近使っていない方」を意識するのがおすすめです😉


「自分は論理的思考・直感的思考、どっちをよく使う習慣だろうか?」

よく使っている脳を休ませたり、リセット時間を作りましょう♪✨


脳は経験によって可塑性(柔軟に役割を補い合う力)が高い特徴があります。

すごいですよね✨

あまり使っていない思考でも、使うほど活性化されますので、刺激してみましょう♪

まさに、【心(脳)のトレーニング】!


以下に右脳と左脳のAction例、それぞれのメリットをまとめましたのでご興味ありましたらそれぞれをクリックしてご覧ください😉


右脳(直感的)Action例

【創造】で脳を喜ばす✨


★注意

完成度を求めない:「上手くやる」意識が強いと左脳(分析)が優位になる

即興性:計画より“その場のひらめき”を優先

五感:視覚・聴覚・触覚など複数の感覚を同時に刺激


①アート系

・絵を描く・色塗りなど

感覚で色を選び、形を作るプロセスは右脳のイメージ処理を刺激。完成度よりも“選ぶ”“描く”過程がポイント。


・写真撮影・コラージュ

構図や光を直感で捉えることで空間認知や創造性が活性化。


②音楽・リズム系

・音楽を聴く

特に歌詞がないインストゥルメンタルやクラシック、自然音は右脳の情動系がより働きやすい。


・歌う、鼻歌

メロディや音程を体感しながら表現することで、感情表現+リズム感覚を同時に刺激。


・楽器演奏・リズム打ち

ドラムなどの打楽器は、理屈より感覚でリズムを刻むことで右脳優位になりやすい。


③体感・空間系

・ダンス・ヨガ・フラ

音楽と動きを合わせる中で、空間認知・身体感覚がフル活用される。


・即興的な体の動き

決まった型を追わず、自由に体を動かすことは右脳の創造性を強く刺激。


④イメージ・感覚系

・瞑想+視覚化

頭の中で色や光景を描くワークは右脳のイメージ処理を直接使う。


・香りや触覚を味わう

アロマや温度、素材の感触を“言葉にせず感じ取る”ことで、感覚系ネットワークが活性化。

右脳を使う心理的メリット

●感情の調整(ストレス低減)

絵や音楽などの右脳優位な活動は、感情を司る扁桃体の過剰な反応を鎮め、ストレスホルモン(コルチゾール)の分泌を抑えることが報告されています。アートセラピーや音楽療法が不安・抑うつの緩和に使われるのもこのためです。


●マインドフルネス効果

絵を描いたり楽器を弾くと、論理的に「結果」を追う左脳活動が休まり、「今この瞬間」に集中する状態が生まれます。これは瞑想と同じく、心を“今”に戻すグラウンディング効果*をもたらし、雑念や過去・未来への不安をやわらげます。

*Grounding過去記事↓

https://www.hiromismooth.com/post/grounding


●自己表現による解放

言葉にならない感情を形や音で表すことで、無意識に抱えていた感情を可視化でき、自己理解が深まります。研究では、日常的に絵や音楽で自己表現をする人は情緒安定性が高い傾向があると報告されています。


●創造性による報酬系の活性化

新しいアイデアや表現が生まれると、脳内でドーパミンが分泌され、喜びや達成感が得られます。これは軽い運動後の「脳のご褒美」と似ており、気分のリフレッシュや意欲の向上につながります。


●左右脳のバランス調整

現代生活では文字・数字・論理思考(左脳優位)に偏りがち。右脳活動はこの偏りを補い、自律神経のバランス(交感神経・副交感神経)を整えるサポートになると考えられています。

左脳(論理的)Action例

【整理】して脳を喜ばす✨


★注意

・順番:手順や因果関係を整理。

・言語でアウトプット:頭の中の考えを音声や文字に出す。

・正確さ:右脳は自由さ、左脳は精度を好むため、計算や文法チェックも有効。


①言語系

・日記・文章を書く

1日の出来事や気持ちを「順序立てて言葉にする」ことで、左脳の言語中枢が活発化。ニュース記事を要約してSNSやメモに書くのもGood.


・読書(特に論理的な内容)

小説よりもエッセイ・科学書・ビジネス書など、因果関係や概念を理解する本が効果的。


・ディベート・プレゼンの練習

主張→理由→結論という論理構造を整理する過程が左脳を刺激します。


②数字・分析系

・計算、クロスワード

数字や論理パズルは、順序立てた思考と作業記憶を同時に活性化。


・家計簿や予算の計画

数字を整理して分析・計画する作業は、実生活に直結した左脳トレーニング。買い物の合計を計算するのもGood.


・統計・データの読み取り

グラフを見て「なぜそうなったか」を考えることも左脳に良い刺激。


③計画・順序系

・ToDoリストやスケジュール作成

時系列に沿って物事を整理することで、論理性と実行力を養う。


・料理のレシピ通りに作る

分量や工程を正確に守る作業は左脳の「手順管理」機能を刺激。


左脳を使う心理的メリット

●思考の整理による安心感

日記や計画立案など、左脳が得意とする言語化・論理化の作業は、漠然とした不安や感情を言葉で整理する効果があります。研究では、ネガティブな感情を文章化することがストレス軽減に役立つと報告されています。

※ネガティブな内容ばかり書きすぎると、ネガティブ思考の訓練になってしまう可能性があるため注意!


●自己理解の深化

物事の因果関係や自分の行動パターンを分析することで、メタ認知(自分を客観的に見る力)が高まり、感情に流されにくくなります。これにより、感情が高ぶるときでも、冷静な意思決定が可能になります。


●達成感による報酬系の活性化

計算や論理パズル、文章構成などで課題をクリアすると、脳内でドーパミンが分泌されます。小さな“できた”を積み重ねることで自己効力感(自分にはできるという感覚)が強化され、意欲や自信の向上につながります。


●ストレス耐性の向上

左脳を使って状況を「原因」「対策」「手順」として構造化すると、曖昧さによる不安が減少します。問題解決思考が強化されることで、ストレスへの耐性も高まると考えられています。


●左右脳のバランス調整

写真や動画などで感覚的刺激(右脳)に偏りがちな場合は、あえて左脳活動を取り入れることで、感覚過多を抑え、論理と感情のバランスを保つ助けになります。



●本日おすすめのトレーニング

記事の続きは…

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