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吐く息、長く〜

  • 執筆者の写真: Hiromi
    Hiromi
  • 5 日前
  • 読了時間: 3分

今日は【吐く息、長く〜】を合言葉に深呼吸❣️

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↑上画像のイメージで、口を狭めて吐くと、息を吐く時間(呼気時間)を長くしやすいのでぜひ試して違いを感じてみてください✨


今回フォーカスしたいのは、吸う時間(吸気時間)よりも長くすることです。


●理由

①ストレス軽減

呼気を長くすることで副交感神経が優位・心拍変動(HRV*) が安定。

*HRVは「ストレス耐性」や「精神的回復力(レジリエンス)」の指標でもあり、健康状態の重要なバロメーターです。

また、不安症・うつ症状の緩和、睡眠の質、集中力の向上についてもエビデンスがあります。


②心機能・呼吸機能の安定化

呼気を長くすることで呼吸が浅く速くなるのを防ぎ、

・血圧や心拍数の変動を抑える

・酸素摂取効率を高める(組織への酸素供給が安定)

・過呼吸(呼吸性アルカローシス)の防止


③疲れにくい体へ

①のリラックスしやすい状態、②の心肺機能の安定により、疲れにくい体づくりにつながります✨


吐く息と吸う息の秒数や時間比について、最近のエビデンスを改めて調べてみましたが、

万人にとって最適な数値はなく、被験者・状況・目的(リラックス/パフォーマンス/治療)によって異なる、という結論でした。


参考になる値として、I:E比というのがあります。

人工呼吸器では、健常成人の安静呼吸としてI:E比(吸気時間:呼気時間)=1:2という比率を用いることがあります。※病態によって医療的に設定されるものであり、普段の深呼吸と目的が異なるため、安易にこの数値を全てに当てはめないようご注意ください。


自分の吸う息と吐く息は何秒くらいでしょう?

日々の体調管理、気づきのために、たまにカウントしてみてください^ ^


というのも、私が今ほど体づくりを意識していないかった学生時代、1回の呼吸を10秒で行うのが「きつい」と感じていた記憶があります。


ですが、今は「吸う息4秒+吐く息6〜8秒=10秒」が割と楽にできます。

また、体調によって「今日はいつもより吐く息がきついな」という気づきにもつながり、「たしかに集中しすぎて胸郭固まってるもんな」→ストレッチしよう、という流れになります✨


くれぐれも、苦しいほど吐き続けないように!🙏

呼吸をコントロールしすぎると、逆に過呼吸(呼吸性アルカローシス)を誘発することもあります。長ければ長いほど良いという話ではありません。


無理のない範囲で、ゆっくり・心地よく・自然に長く吐きましょう。

力みなく、これも練習ですね😉


難しく感じる場合は、筋力や柔軟性、持久力などの機能面がまだ追いついていないからかもしれません。

続けることで機能面も追いつき、やりやすくなります♪✊✨楽しみに進みましょう♪


上画像のイメージ:凛とした表情、たたずまいのイメージだと、力みにくいかも☆

今日も楽しく前へ☆


4分あったら..

記事の続きは…

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